雅子さま、震災被災者への思い強く 地方への公式訪問は2年ぶり(産経新聞)

 皇太子妃雅子さまが17日、2年ぶりに地方への公式訪問を果たされた。皇太子さまとともに阪神・淡路大震災15周年追悼式典に出席、震災遺族との懇談にも臨まれた。雅子さまは、震災で肉親を失った人々の話を、真剣なまなざしでお聞きになっていた。

 療養を続けている雅子さまが、大勢の人々との懇談に臨まれるのは最近ではあまり例がない。宮内庁関係者によると、雅子さまはご体調が急に回復したわけではないというが、今回の追悼式典への出席には強い意欲を示されていたという。

 「震災のときのことは覚えていますか」。雅子さまは、3歳のときに震災で父を亡くした小島汀さん(18)に、こう声をかけた。

 当時のことはおぼろげな記憶しかないというが、小島さんは被災経験から、防災について学べる兵庫県立舞子高校環境防災科に通っている。

 小島さんから今後の進路などを聞いた雅子さまは、「お父さんが見守ってくれているでしょうね」と声をかけた。小島さんは「私の言葉を一つひとつ受け止めてくださって、うれしかったです」と話した。

 追悼式典で遺族代表として言葉を述べた松浦潔さん(56)は、雅子さまから「今の生活はいかがですか」と声をかけられた。まだ小さい孫の話をすると、雅子さまは笑顔を見せられたという。

 松浦さんは「ご夫妻は真剣に私の目を見て話してくださった。私たちのことを本当に心配されているのだと思う」と話していた。

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